職場と奇妙なオープンハズハート

二足のわらじでアルバイト生活を再開することになって、2か月目に入りました。

バイトって、先が無いのが長所であり短所でもあるんですが、
(→これで生きていくことはできないが即金が手に入るようになる)
ちょっといろんなネガティブ要素が重なった環境に置かれたため、年末までとはいえメンタルが潰れるほうが案外早いかなとちょっと覚悟してました。

こういう点ではいわゆる重度鬱っていう病気の後遺症が怖いところです。
セロトニンと気力の関係っていうか・・・、もともと無理で道理を引っ込めていたところが無理の効かない身体になったというのが、行き過ぎていたとはいえ「我慢強さ」という長所を僕から奪ったわけで、
まだ我慢強い系男子とか自称できちゃう程度ではあっても、以前ほど何でも飲み込んで耐えて自責方向に押し込めて、というふうにはいかなくなってしまいました。

こうなると面倒なのが、問題を僕が引き起こしているのではなく巻き込まれているだけの場合、つまり問題が他所にある場合に、より感情的な反発感を感じるようになってしまった事です。

特にそれが、対身内の場合に、向こうは僕に対して周囲の温度差とTPOを考えず、圧力的に接してきますから、周囲の「その人物」に対する戸惑いも加わってきます。
僕は感情を殺して飲み込んで僕の責任として受け取る力が弱くなっているから、それはおかしいです、と言ってしまいます。

・・・というか、4月1日付けで業務内容聞いても答えもない状態で入ってきた僕が、業務内容でなくビジュアルとオノマトペで説明受けて、前のバイトや続投の正規職員と同じようにいきなり働けると求めるあたりが無茶なのですが。
デスマーチ上等のスポ魂ど根性ベンチャーIT土方や、奇人だらけの芸能業・雑誌編集業じゃないんだから。これいわゆる総務だから。

ただ、身内は身内感情のまま、僕に対して職場で癇癪を起します。
僕はそれにたいして、やはり自分の意見を殺せずに場の空気をいとわず「ここは職場で自分は仕事をやっている」と反論してしまいます。
相手はそれで進退極ってより感情的になります。
これでは上手くまわりません。

なにせその人物は、事情はさておき多くの仕事を一人で抱え込んで、大きな人事異動があってろくに仕事の引き継ぎもされていない中、周囲の人たちはその人物に仕事の子細を聞いて何とかやっていた状況で、
その「良くも悪くもキーパーソン」が発狂してしまってはどうにもなりません。

僕がこの歪な親子関係の中でいつも受け入れる役割だった、臨床心理では典型的な「長子特等席・母親のサンドバッグ」という役をこなせない以上、母親が一人で何とか「ぜんぶひとりでできるもん!まわりが未熟で苦労してるんだもん!どうしておもったとおりにならないの!」という思い上がりというか、自分の心に整理をつけるしかありません。
んで、それができる人なら、僕はこんなに「対・構ってちゃん隔離場所」みたいな人格とスキルを身につけてヒサンな人間関係を構築しまくる事もなかったでしょう。


特殊環境というのは、テンプレかどうかの問題ではありません。
想定される運用システム外かどうかです。
それで、僕の置かれた環境というのはやむを得ず冒された「半タブー」です。
人がいなさすぎるから呼ばれたわけです。すたれた表現ですが、ノマド系自営業者は自由なので。


なので、この先どうなるかと思いましたが、
なんとか上手くやっていけそうです。

僕なんかよりも、病気で入院しがちな責任職の方と、母の隣の席で慣れ合い顔を作ってどうにか流してる今年度から入った正規職員さんのほうが心配です。

母には机の上と下と中を捨てろとは言わないけど整頓つけて片付けてほしい。
言って何とかなるなら、母の家も僕の実家もうずたかく埋もれたガラクタ屋敷にはなってないけど。


一方では、父親の職場で汚職逮捕者が出てどうにもこうにも春ですねっていう。
決済進まねーんじゃそら仕事にならんわ、
仕事場でやらかすなっていうのは、ほんとライン止めるなってのと同義だよな、と再確認した。