曲がつくれなかった
5月になったのもあっという間でしたが、この分ではきっと明日中には5月も終わりますね。
おいやべーよ
ここ一年ほどで、自分が曲をほとんど作れなくなった理由があぶり出されてきました。
一言で言えば、「モチーフ不足」です。
最初は、知識や意欲が枯れたからかとも思ったのですが、それでは、
ではそもそも理論的知識がゼロだった時に曲を書けたのはなぜか?
というところで理屈が合いません。
理屈の領分というのは再現したいネタに応じて集めるものだから当然やで・・
勉強不足によって何かが作れなくなる場合は、勉強した内容が自体がモチーフになっている、いわば「刃の試し切り」タイプの作り方をしているケースでしょう。
覚えた数学の公式で、色々な問題を解きまくるような感じですかね。
あれはくせになりますね。
自分の場合は、それには意欲面で限界があります。
ものを作るにあたって、理屈ってのは必殺技的なものだと思ってますが、僕は威力を確認したら次に行きたいタチで、理屈手動に生きるには、音楽漬けである必要があります。
音楽だけありさえすればいきていける人ならいいのですが、自分は、音楽での表現は手段でしかないので向きません。
たまたま音楽で表現できる程度のスキルを持ち、磨いてきたから音楽でやってるだけです。絵だっていいけど、絵で表現できる幅が自分は狭いです。
英語はちょっとだけ分かるけどずっと日本語で喋ってきたので日本語会話を優先するようなものです。
しかし、
モチーフは即、動機であり意欲です。
常に曲を作れていた時、自分の手元には常に、教科書ではなくモチーフがありました。
教科書があったとしても、それを試し斬りする動機が無ければ動けません。
というわけで、
曲をまた作れるようになるために必要なものは、理屈や意欲の源泉であるモチーフを大量に仕入れること、
つまり、
自分の中にそれぞれメッセージを持つこと、なのでした。
それは、「言葉」でも「絵的なイメージ」でも「ワンフレーズ」でもいいのです。
それを広げるためにこそ理屈はあります。それが編曲段階でやることです。
シンプルなう