実家の片付けを再開した

妹が母の家(もとい、3日の約束がすでに1年半以上居座り続けている僕の部屋)に帰ってから、ピッチを上げて実家の片づけを進めています。

さて、
妹が来てから2カ月とちょっとで随分家の中が埋まってしまいましたが、その妹が戻ってそれなりに空いたので、今やっているのは、もともと妹が来る前にやっていた片付けの続きです。

妹がいた間は、とにかくそこらじゅうに膜のように覆う感じで妹の私物がそこらじゅうを占拠していて、触ったり口を出すと、まさに境界性人格障害の鑑のような対応が返ってきてどうともしようが無かったのですが、いなくなった瞬間にこれだけスムーズに物の整理が進むことを考えると、冗談や比喩抜きで「妹がいると片付けは進まない」ということになります。

いまだに、散らかされた服や置いていったゴミが至る所から出てきますが、そのたびにイラッとしつつも、たった2カ月でよくここまで汚せるものだなあとむしろ関心すらしています。
そもそもでこの家は、床という床壁という壁を埋め尽くす勢いで所狭しと置かれる両親の私物を、どうする事も出来ず困り果てた状態なので、同じ属性のものを積み上げられるとよりどうしようもない状況になるわけです。
昔からなのでいまさら言うのも無駄な話ですが、殊勝なのは口だけですよ、本当・・・。自分の権利だけは主張しますしね。

弟の言い分で自分の言葉ではないですが、
「極端な物言いは内容次第で面白くなるけど、極端な態度なんてただの脅迫でしかないんだからわざわざ聞いてやる必要はない」
ので、その価値観を基準にどう向き合うか改めて考えないと、こっちが消耗するだけ消耗して、向こうはこれまで通りかそれ以上にゆうゆうと、かつ着実にこっちの仕事を増やしていくのかな、と思います。


片っ端から捨てていいのなら、これほどスッキリした話はないと思うのですが、それが許されない以上、地道にやるしかないのが痛いです。
そもそも僕がやる筋合いも道理もない話で、本人が自分の尻を自分で拭くべきなのですが、やらないですからね。

僕も、きっと彼らのように、好きなように自分の都合だけのたまい、誰かを悪者にして被害者の立場になって自己憐憫と自己嫌悪に酔いしれながら生きていれば、ラクなんでしょうかね。あそこは、ただ怒りや依存心に支配されて虫のように条件反射で生きればいい世界です。